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赤線、遊郭跡をぶらぶら 尾花遊郭跡編

福井県武生市。かつて福井県に存在した市で、福井県では福井市に次ぐ人口を有していたらしい。2005年に市町村合併により越前市となってはいるが現在でも「武生駅」と「越前武生駅」と名の駅があり名残がある。
その武生市にかつては遊郭が存在したという。

「全国遊郭案内」によると「武生遊郭」として紹介されており、福井県南條郡武生町字尾花に在り、明治32、3年頃に組織され、23軒で娼妓95人居ると記されている。
木村聡さんの「色街百景」では尾花遊郭として紹介されており、いろいろなブログでは「尾花遊郭」とか「尾花新地」と呼ばれている。いつ、「武生遊郭」から「尾花遊郭」「尾花新地」と名称が変わったのかは分からないが、戦後の赤線時代までは存在していたようだ。
現在もその名残が残っているらしいので散策することにした。

尾花遊郭跡は現在は観光地でも歓楽街でもないので場所が分からない。とりあえず、武生駅付近からグーグルマップで辺り一帯を調べてみる。
かつての尾花遊郭のメイン通りの真ん中には水路があり、現在もその水路があるらしい。グーグルマップで水路らしきものがある通りを確認できたので、そこを目指すことにした。

バス通りを歩いているとスナックらしき看板があったので近づいてみると色々なブログで紹介されている光景が目に飛び込んできた。

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この細い路地を進んで行く。どうやら、一部のスナックや居酒屋は現在も営業しているようだ。尾花の歓楽街は完全には死んではいなかった。

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路地のどん突きには3階建てのカフェー建築があった。このカフェー建築は「色街百景」でも紹介されている尾花遊郭跡では最も有名な建築物だ。
赤線後は串焼き屋として営業していたようだが、現在は営業している様子はない。それにしても派手な串焼き屋だ・・・

建築物を眺めているとどこからか大きな声が聞こえてきた。どうやら日本語ではないようだ。不気味だ。
どん突きを右に曲がるとメイン通りに出た。

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かつてはこの通りの両側に多くの貸座敷が並んでいたのだろう。スナックの看板が見える方に向かって通りを歩いていると東南アジア料理屋があった。営業しているようだが、こんな所まで東南アジア料理を食いに来る人がいるのか不思議だ。
通りを進むと建築中の建物がありそこから東南アジア系の男が出てきた。どうやらこの男が先ほどの声の主らしい。若い男に大声で指示を出している。

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建築中の建物の向かいに味わい深いスナックが並んでいたので眺めていると、先ほどの男がこちらを不審そうな目で見ているので、さっさと場を立ち去る。
しばらく男はこちらを見ていたが一体何なのだろうか。先ほどから東南アジア系の料理屋やスナックを見かけたので、働いている人も東南アジア系の人なのだろう。
この辺りは東南アジア系の人が多く住んでいるのかも知れない。見知らぬ日本人がウロウロしているので警戒しているのだろうか。
それにしても、この遊郭跡は独特な雰囲気を醸し出している。
先ほど散策した滝谷出村遊郭跡とはまったく違う雰囲気だ。散策していて少しピリピリしている自分が分かる。

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かと思えばこのような情緒ある建築物も見ることができる。メイン通りには独特の雰囲気は感じられないが、路地に入ると雰囲気が変わる。
赤線、遊郭跡の散策を趣味にしている人には分かってもらえると思うが、各地の赤線、遊郭跡それぞれに色々な空気がある。もちろん土地柄、気候、時間帯によって変わる面もあるが、それだけではない。
分かってもらえる人には、尾花遊郭跡は魅力的な遊郭跡ではないだろうか。

※あくまでも雰囲気であって現在もその手の商売をしているとかではないのであしからず。
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松ハゲ

Author:松ハゲ
関西に住む、しがないサラリーマンの趣味のブログです。
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残念ながら数年前に他界してしまいましたが今でもかけがえのない存在です。
勝手にあだ名を使用してすまん松ハゲ先輩。
ちなみに私は薄毛でハゲてはいませんのであしからず。

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